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遺伝との関係性について


糖尿病や脳梗塞、多汗症などは遺伝が大きく関係するなどと聞いたことがある方は多いと思いますが、脊柱管狭窄症も遺伝が関係するのかどうかと疑問を持たれる方は多いようです。

脊柱管狭窄症は高齢者が発症しやすい病気なのはご存知かと思います。確かに年を摂るにつれ、人の身体はだんだんと老化していくもので、骨なども変形を起こします。

この骨の老化による変形が原因で、脊柱管狭窄症を発症する人は非常に多いのですが、ごく稀に、20代から30代の方も脊柱管狭窄症になる方が少数ですが存在します。

ここ最近では、今年の1月に人気歌手である、エクザイルのメンバーNAOKIさんが発達性脊柱管狭窄症で手術されたとニュース報道がありました。なぜ、NAOKIさんは加齢でもないのに発症してしまったのでしょうか。

脊柱管の広さは人によって違いがあります。ほとんどの人は神経が通る十分なスペースを確保することが出来るのですが、中には神経が通るスペースが生まれつき狭く、成長してもその広さが一向に変わらない方がいます。

そのため、神経が通るための十分なスペースが確保できず、神経が圧迫され、骨の変形などが見られなくても、脊柱管狭窄症になってしまうのです。

こうした脊柱管の狭さというのは遺伝により決定付けられているため、一見すると治しようが無さそうに見えますが、治療法はいくつか存在し、効果を上げています。

まず、保存療法による治療から始まります。保存療法は身体を傷つけることなく運動や投薬などで病気を治していく治療法なのですが、先天性の場合は、生まれつき狭くなっている箇所を広げる治療を行う必要があります。

その際によく行われるのが投薬療法と牽引療法です。投薬治療で痛み止めの薬や、筋肉を柔らかくさせる薬を注射したりして痛みを和らげつつ、牽引療法で狭くなっている部分を広げることで神経の圧迫を解消させていきます。

症状が進行して保存療法では治療が追いつかない場合や、早急に痛みを解消したい場合は、手術によって、狭くなっている部位の骨を大きく削って、神経の圧迫を解消すると言う方法もあります。

しかし、身体の負担も大きく再発の可能性も高いので、なるべく手術はせずに治療を行うのが賢明です。このように生まれつき脊柱管が狭いと、年齢に関係なく、病状を発症してしまうのです。

もし、あなたが生まれつき脊柱管が狭いのであれば、日頃から症状が発症しないように気を付けるとともに、腰に痛みや違和感を感じたら、すぐに診断を受けるようにして、適切な治療を受けることが大切です。

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