脊柱管狭窄症は2大腰痛のうちの1つとも言われ、多くの方がかかりやすい病状です。このことから、比較的個人でもその可能性がある場合、症状を評価する方法があります。
要するに診断サポート、というようなレベルの自己問診検査方法のことですが、高齢者に多く、また腰の病気ですのでなかなか動きづらいということもあり、そのような方法で疑いを確かにしていくことはとても役に立つでしょう。
ある例を見ますと、年齢のチェックから始まりますが、まずは60歳を境に可能性が高まると判断しているようです。また、糖尿病の有無も確認します。
糖尿病と脊柱管狭窄症はあまり関連は無いようですが、糖尿病の症状が似ているということから必要な判断になります。
またここまで来たところで、脊柱管狭窄症の典型症状である下肢のしびれや痛みの有無を確認します。ここで、下肢とは太股から足の指先までを指します。また足という場合は、くるぶしから下をそう呼ぶようです。
そして、腰痛があるかどうかをチェックします。間欠性跛行について説明し、その症状があるかどうかを確認します。
間欠性跛行については200メートル程歩いた後で痛みやしびれがあるかどうか、ということと、その後休息をとることでまた歩くことができるかどうか、という点にポイントを置きます。排泄障害もチェックします。
ここでは排尿後の残り感、そして便秘などについてもチェックします。ここまでくればほぼ脊柱管狭窄症の症状があるかどうかをチェックするといっていいでしょう。
立ったままの姿勢を維持することで下肢の異常が悪化するかどうか、前かがみになった上体で痛みが軽減するか、体を反らすと痛みはひどくなるか、などの患者さんであればどなたにでも出現するであろう症状の確認をします。
このような評価方法でも脊柱管狭窄症かどうかが確認できるのです。つまりレントゲンを撮る以前にある程度の診断ができてしまう、ということになるでしょう。


