TOP > 治療方法 > コルセット

正しいコルセットの使い方


脊柱管狭窄症になりますと、背骨のちょうど後ろ側にある脊柱管、つまりは神経の通り道が骨の変性、椎間板の突出や靱帯の肥厚などによって狭くなり、神経が圧迫されることによって痛みやしびれの症状が出ます。

つまりは腰を後ろへ反らすことによって脊柱管が狭窄を起こし、狭い状態になります。これによって、圧迫による痛みも増しますが、前かがみ、あるいは猫背の状態になりますと、痛み、しびれが軽減され、患部を刺激することも減ります。

このため、コルセット等の装具を装着することもかなりの効果があり、脊柱管狭窄症の治療にとても役立ちます。コルセットをすると、体位を前屈の状態に保つ効果があり、それにより、神経への刺激を軽減し、痛みを和らげることが出来ます。

また、コルセットは急性期の痛みにはとても役に立つ装具ですし、気軽に装着することができますので、腰痛を抱えている人なら、1セットは持っておくことをお薦めします。

しかしながら、装着をする際にはちょっとしたコツも必要です。上手く装着しなければ、装着している意味がなくなり、また、腰の痛みやしびれを増やす結果にもなりかねません。もし、購入をされるのであれば、病院などでも販売されていますし、インターネット通販などでも購入することが可能です。

選ぶポイントとしては、あまりきつくなく、脊柱管の狭窄部分を圧迫しないものが推奨されます。ここで気を付けて頂きたいのが、あまりよく見ないで購入して、自分の症状に合わなかったものを買ってしまうと困ります。

購入を考えている販売店に、脊柱管狭窄症に対応しているのか確認することが必要です。脊柱管狭窄症専用のものは通常のコルセットと違い、腰椎に当たる部分が、しっかりと支えるように出来ています。

コルセットも決して安い買い物ではないので、間違えても、自分に合わないものを購入することだけは気を付けてください。

また、脊柱管狭窄症には椎間板ヘルニアなどに使用するコルセットでも効果はあります。テーピングをするようなタイプはとても楽に装着することできますのでお薦めです。マジックテープ、というとイメージしやすいかと思います。

また、通気性についてもある程度機能を持っているようなものが推奨されます。一点五千円程度で、手軽に試すことができるコルセットは、脊柱管狭窄症の必需品と考えて良いと思います。

コルセットは脊柱管狭窄症の痛みを軽減させ、生活を補助するものです。ですので、勘違いして欲しくないのは、コルセットを装着したからと言って、それだけで、症状が治癒するということはありません。

あくまで、脊柱管狭窄症の治療の補助的な役目を果たすものという認識を持ってください。また、あまり長く装着したままにすると、筋肉の衰えを招きますので、時には外してトレーニングを効果的に取り入れる等の工夫が必要にもなってきます。

このような装具を装着したことの無い方は違和感を感じることが多いですが、装着すれば腰はとても楽になりますし、また、最初の1時間程度ですぐに慣れてしまうと思いますので、まずは一度試してみて頂ければと思います。

脊柱管狭窄症でお困りの方はこちら